【ニュース】 豊田市、トヨタ自動車の低炭素交通システム実証実験に低炭素社会モデル地区内のレストランを提供 愛知県豊田市

2016.11.09
豊田市は、市内の低炭素社会モデル地区「とよたecoful town(とよたエコフルタウン)」内にあるレストランを、トヨタ自動車が11月7日~12月25日に実施する実証実験「Ha:mo スペース」に提供する。

「とよたecoful town」とは、同市が展開するさまざまな環境都市としての取り組みを伝えるための拠点として誕生したモデル地区。
低炭素な暮らしや交通、産業など各分野の先端環境技術が体験できるほか、新たな産業振興の拠点としても活用されている。

一方、「Ha:mo(ハーモ)」とは、トヨタ自動車が実証運用する低炭素交通システム。
超小型電動自動車「COMS(コムス)」を使ったカーシェアリングサービス「Ha:mo RIDE(ハーモライド)」などを通じ、シームレスで快適な移動と、地域の交通課題解決をサポートする仕組みとして展開している。
「Ha:mo RIDE」は、スマートフォンアプリで車両を予約することで、乗りたい時にすぐ乗ることが可能(有料)。
目的地周辺のステーション(専用駐車場)に到着後、そのまま「乗り捨
て」することができる。

今回、トヨタ自動車が新たに開始する「Ha:mo スペース」は、カーシェアリングサービス「Ha:mo RIDE」を活用した地域活性化実証実験。
同市を訪問するビジネスパーソンに、空き時間を有効活用するためのスペースや移動手段を提供することで、訪問者の市内滞在時間増加や、同市の活性化につながるかを検証する。

今回の「Ha:mo スペース」の展開にあたり、同市では市内を訪問するビジネスパーソンに向け、「とよたecoful town」内にあるレストラン「地産地消ハウス ホガラカ」「フェイバリット カフェ in エコフルタウン」をコ・ワーキングスペースとして開放。
無料で利用可能なWi-Fiを用意するなど、出張時などのサテライトオフィスとして自由に活用できる環境を提供する。
「Ha:mo RIDE」を利用することで、「とよたecoful town」と訪問場所を気軽に利用できるようになるという。

同市は昼間人口の多い街で、その多くを出張などで市外から訪れるビジネスパーソンが占めている。
今回の実証実験は、こうしたビジネスパーソンが、会議や商談といった目的業務の前後の時間を有効活用するための手段として、「Ha:mo スペース」を提供することで、市街地での滞在時間を増やし、同市の活性化を図るのが狙い。
ユーザーは、商談の前後に市内の飲食店などに立ち寄ってちょっとした資料作成をするなど空き時間を有効活用したり、同市駅周辺まで移動し、そのまま食事を楽しんで直帰したりなど、さまざまな形で利用することが可能になるとしている。