【ニュース】 長岡市、平成28年度末の長岡北スマートIC開通に合わせ、新たに産業団地を整備 新潟県長岡市

2016.10.28
長岡市はこのほど、平成28年度末に北陸自動車道の長岡ICと中之島見附ICの間で「長岡北スマートIC」の開通に合わせ、長岡地域土地開発公社が新産業団地「長岡北スマート流通産業団地(仮称)」を、同スマートICの南側に整備すると発表した。

同スマートICの南側では、市街地や既存産業団地との効果的な連携が可能で、一団の用地取得が可能だという。
同市はこれにより、企業の新規誘致を積極的に進め、さらなる産業振興と雇用創出を図る。

「長岡北スマートIC」は、長岡南越路スマートICに続く、市内2つ目のスマートICとなる。
寺泊地域などの北部から高速道路へのアクセス性が向上し、観光交流の促進や産業基盤の強化、救急医療体制の確保など、多くの効果が期待されているという。
20161028長岡市

同市内の公設産業団地は、全36団地(約308ha)のうち、9割以上の約302haが分譲済みで、新規立地を希望する企業の需要に応えられない状況となっている。
同市では新たに産業団地を整備するため、平成26年度から具体的な検討に着手、企業ニーズ調査から、複数の企業が同市への立地意向を示すなど、進出に向けた意向や要件を把握し、開発候補地の選定方針となる基本計画を取りまとめたという。

今年度は、同基本計画に基づき、「交通の利便性が高く、高速道路IC周辺地であること」「市街地や既存産業団地と近接していること」を要件に候補地の選定を行った結果、今後の発展が期待できる長岡北スマート
IC周辺地に決定したとしている。
今後は、平成28年度より国・県と土地利用変更に関する協議を経て、平成30年度より用地取得と造成工事に着手、平成32年度より順次分譲開始予定。

新産業団地「長岡北スマート流通産業団地(仮称)」の総面積は約38
ha。
分譲面積は約28ha(計34区画を整備予定)、ニーズの高い3,000~
5,000㎡の区画を中心に段階的な整備を想定。
分譲価格は類似する産業団地の状況を参考に今後決定する。
整備主体は長岡地域土地開発公社。