【ニュース】 近畿大学、川俣町で「空中栽培法」による土壌汚染の影響が無いサツマイモの収穫実習・実験授業・栽培講習会を11月に実施 福島県川俣町

2016.10.27
近畿大学(大阪府東大阪市)は、福島県川俣町で、近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)生物工学科生産環境システム工学研究室の鈴木高広教授らが開発した「空中栽培法」によるサツマイモの収穫実習・実験授業・栽培講習会を11月1日・3日に実施する。

同大学が同町の小学校・幼稚園・保育園と仮設住宅で空中栽培サツマイモの収穫実習や授業を実施するのは今年で4年目。
空中栽培法では地面から離して栽培するため、土壌汚染による風評被害の心配が無いという。
同大学では、「空中栽培法」によるサツマイモ栽培の収穫実習を通じ、子どもたちや仮設住宅の人々の将来への夢と希望を応援するとしている。
20161027近畿大学

サツマイモの空中栽培法は、同大学生物理工学部教授の鈴木高広教授と堀端章講師の研究による、三角棚を使ってイモを多層栽培する方
法。
日光を無駄なく利用し、効率良く光合成を行うことができるため、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることができるという。
また、汚染された土壌を一切使用せず地面から離して栽培するため、一部に避難指示解除準備区域が残る同町でも、放射能汚染問題の風評被害を避け、安心して食用に利用することができるとしている。

また、平成26年9月には、ソーラーパネルを備えたサツマイモ空中栽培設備「三角棚ソーラーシェアシステム」を同町へ贈呈。
サツマイモは仮設住宅に居住する山木屋地区の人々により栽培され、発電された電気は仮設住宅駐車場の電燈に使用されているという。