【ニュース】 駐車場シェアリングサービスを展開するシード、アサヒグローバルと提携し、三重県・愛知県・岐阜県の賃貸マンションの空き駐車場でサービスを開始 三重県四日市市

2016.10.13
愛知県を中心に駐車場シェアリングサービス「スマートパーキング」を展開する株式会社シード(名古屋市西区、吉川幸孝代表)は、住宅・マンションの設計・施工・賃貸管理を手掛けるアサヒグローバル株式会社(三重県四日市市、久保川議道代表)と提携、10月よりアサヒグローバルが管理する三重県・愛知県・岐阜県の賃貸マンションの空き駐車場で、駐車場シェアリングサービスを開始した。
年内に数百ヶ所の駐車スペースを設置する予定。

アサヒグローバルによると、駐車場法や条令では、一定の建物には駐車場の付置義務があるが、賃貸物件では入居者が駐車場を必要とする際に貸し出す必要があるため、外部に月極駐車場として貸すことや、設備投資をしてコインパーキングにすることも難しい状況。
一方、入居者からは、車での来客がある際に駐車場を使いたいという要望も寄せられてたという。
20161013シード

スマートパーキングは、駐車場シェアリングサービスの中で唯一、専用カラーコーンによって駐車状況をリアルタイムに管理できる点が特長。
賃貸物件の管理者・所有者は設備投資不要で、専用カラーコーンを置くだけで、コインパーキングのように外部に駐車場の貸し出しができるようになる。

入居者に車での来客がある際にも、スマートパーキングに駐車してもらうことができるほか、入居者が駐車場を使うことになり、外部への貸し出しを中止する場合は、カラーコーンを撤去してWeb上で中止登録をするだけで済むとしている。
さらに、駐車場に実物のカラーコーンが置かれるため、第三者の利用を防ぐ効果もあるという。

シードは2016年3月からスマートパーキングのサービスを開始し、愛知県を中心に300ヶ所程度の駐車スペースを設置してきた。
東海地方や関東地方の不動産管理会社とも提携し、賃貸物件の空き駐車場にスマートパーキングの設置を進めており、今後は商業施設や飲食店への普及も図るという。