2016.09.16
南海電気鉄道株式会社（大阪市浪速区、遠北光彦社長）は、「和歌山市駅活性化計画」の第2期工事（市街地再開発事業）で建設を予定しているホテル棟（和歌山県和歌山市）で、カンデオホテルズを全国展開している株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント（東京都港区、穂積輝明代表）と、ホテル出店に関する基本合意書を8月31日付で締結し
た。
あわせて、第2期事業の施行認可申請（和歌山都市計画和歌山市駅前地区第一種市街地再開発事業施行認可申請書）について、9月15日付で和歌山市から認可を受けたと発表した。

「（仮称）カンデオホテルズ和歌山」は、カンデオホテルチェーンとしては和歌山初出店となる。
最上階に紀の川を望む絶景露天風呂が整備される予定。


和歌山市駅活性化計画（第2期）では、南海和歌山ビルなどを解体し、ホテル棟（地上12階建、延床面積約6,160㎡）、商業棟（地上3階建、延床面積約7,720㎡）、公益施設棟（和歌山市民図書館等、地上4階建、延床面積約9,100㎡）、駐車場棟（地上5階建、延床面積約7,980㎡）を建設する。

工事スケジュールは、各棟については平成29年度から順次着工し、平成30年度～31年度にかけて順次竣工する予定。
今後のスケジュールは、平成29年3月に「権利変換計画認可申請」提出、平成29年4月に南海和歌山ビル解体工事着工、平成29年12月に施設建築物工事着工（駐車場棟から）、平成30年度より各棟順次竣工、平成32年3月にホテル棟・商業棟竣工（予定）。

「（仮称）カンデオホテルズ和歌山」の所在地は和歌山市東蔵前丁。
客室数は122室（予定）。
規模はホテル棟（12階建）のうち4階～12階。
開業は平成32年春（予定）。