【ニュース】 大磯プリンスホテル、開業以来64年ぶりにホテルリニューアル、温泉・スパ施設を新設、2017年にオープン 神奈川県大磯町

2016.07.21
大磯プリンスホテル(神奈川県大磯町、野田幸嗣総支配人)は、1953年の開業以来、64年ぶりに大規模リニューアルを実施する。

同ホテルは、1953年8月に洋室12室の「大磯ロングビーチホテル」として開業。
その後、1957年7月には「大磯ロングビーチ」が、1988年7月には現在の3号館がオープンした。
以来、プール・テニス・ゴルフなどのスポーツアクティビティを軸としたホテルリゾートとして、長年多くの人々に親しまれてきたという。

今回の大規模リニューアルは、神奈川県が推進する「新たな観光の核づくり事業」に大磯町が認定されたことなどを背景としたもの。
大規模リニューアルを実施することで、横浜・箱根・鎌倉に次ぐ4番目の観光地として、官民一体となり新たな観光価値の創造を図っていくとしている。
20160721大磯プリンスホテル

今回発表したリニューアル計画では、3号館の客室・レストラン・宴会場を改装し、2017年春にリニューアルオープン。
さらに1・2号館跡地に天然温泉を利用した温泉・スパ施設を新設し、
2017年夏にオープンする。
ホテルのリニューアルと温泉・スパ施設の新設により、女性を中心とした層が1年を通じて楽しめる、上質な「大人のリゾート」を目指す。
さらに宴会場もリニューアルし、東京周辺で好アクセス、かつ非日常感を演出したリゾートホテルとしてMICE需要の喚起も強化する。

ホテル(現3号館)のリニューアルのうち、客室部分は現在の魅力である「ロケーション」を活かしつつ、「海」と「リゾート」を感じさせる客室を目指す。
飲食部分は、「滞在時間を楽しむ」というリゾートホテル本来の魅力を充実させたレストランやラウンジへとリニューアルする。
宴会場については、同ホテルが持つ強みである大磯ロングビーチなどのスポーツアクティビティやロケーション、都心への好アクセスを掛け合わせたリゾートホテルならではのMICEが開催可能な施設を目指す。

新設する温泉・スパ施設は、湘南の海を一望できるロケーションを最大限に活かし、サウナやエステなどのスパ設備・レストラン・ホテル・フロント機能を集約した施設とする。
屋外の温水インフィニティプールでは、潮風を浴びながら海とスパが一体化しているような雰囲気や、四季の移ろいを感じることができるという。