【ニュース】 オレンジ・アンド・パートナーズとVILLAGE INC、大樹町の広大な環境技術研究施設内で大自然一体型宿泊施設「MEMU EARTH HOTEL」を8月~10月に週末限定でオープン 北海道大樹町

2016.07.07
株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ(東京都港区、小山薫堂社長)と株式会社VILLAGE INC(静岡県下田市、橋村和徳代表)は、公益財団法人LIXIL住生活財団が管理する環境技術研究施設「メムメドウズ」
(北海道大樹町、旧「大樹ファーム」跡地)内に、大自然一体型宿泊施設「MEMU EARTH HOTEL」をオープンする。

同ホテルは、「地球に泊まり 風土を味わう。」をコンセプトに、8月~10月の週末限定で営業するもの。
グランピングキャンプなどの簡易宿泊施設と、もともと地域が持つ自然や食材などのポテンシャルを掛け合わせることで、これまで観光施設や宿泊施設が十分になかった地域にも、風土体験の機会を創出する。
これまで様々な地域ブランディングやプロデュースを行ってきたオレンジ・アンド・パートナーズと、伊豆を始め日本各地でアウトドア宿泊体験の運営プロデュースを行ってきたVILLAGE INCがタッグを組み、新しい地域観光ポテンシャルの価値化を目指すという。
20160707MEMU EARTH HOTEL

同ホテルの所在地「芽武」は、アイヌ語で「泉の湧き出るところ」という意味。
冬季は厳しい寒さにも見舞われるが、季節が美しく移ろう豊饒の大地だとしている。

同ホテルでは、この豊かな自然環境の中で、ベッドやソファを設置した快適なテントを用意しながらも、一般的なホテルやグランピングのような「おもてなし」をするのではなく、宿泊客自身が豪快なアウトドア料理に参加したり、大きな焚火に火をつけたりするなど、自分の力で作り上げていく過程を価値として提供する。

営業期間中は、敷地面積5万6,000坪の牧草地の中に、1日8組限定の宿泊棟を設置。
遮るものない景色を眺める、ベッドだけが置かれた部屋「天井のないホテル」や、満天の星空の下で焚火を囲み、大人はシャンパン・子供は焼きマシュマロを食す「焚火bar」など、北海道・十勝帯広ならではの贅沢なアウトドア体験を提供する。

食事は、シェフが調理したメニューではなく、宿泊客自ら調理に参加し、自然を感じながら食す「ネイチャーディナー」を用意。

なお、食や自転車などで地域と触れ合う、フードイベント(9月10日~11日)や、サイクリングイベント(10月8日~10日)も予定しているという。

「MEMU EARTH HOTEL」の所在地は北海道広尾郡大樹町字芽武
158-1(メムメドウズ施設内)、交通は帯広空港より車で約50分(希望によりチャーターバスを用意)。
営業期間は8月~10月(週末限定営業)。
予約は同ホテルHP申し込みフォームより。