【ニュース】 小林市、パソナと委託契約を締結し、日本版DMO「北霧島観光振興機構」を設立、7月2日~3日にキックオフイベントとなるアイデアソンを開催 宮崎県小林市

2016.06.23
小林市(肥後正弘市長)はこのほど、DMO設立のノウハウを有する株式会社パソナ(東京都千代田区、佐藤司社長)と委託契約を締結、日本版DMO「北霧島観光振興機構」を軸とした観光ビジネスの確立を目指すと発表した。

DMOとは、「Destination Marketing/Management
Organization」の略称で、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりを行う組織のこと。
7月2日~3日には、キックオフイベントとして、市内外から40人以上の参加者を募り、観光における地域の魅力や課題について意見を出し合うアイデアソン企画「いなかソンin小林」を開催する。

小林市のDMO設立は、多種多様な業態の会社と連携し、プロモーション、マーケティング、コミュニティ形成、特産品の新たな魅力創出等の観光ビジネス確立に直結するようなアプローチにより、組織形成と同時進行で地域資源のブラッシュアップも行っていく点が特徴だという。
同時進行することで、スピード感を持って、将来的に独自の旅行商品の開発等につなげることができるとしている。

DMO設立後は法人化を進め、戦略的な観光振興策を積極的に行っていくと共に、これまで実績を重ねてきたスポーツ合宿や農家民泊といった観光プログラムとの連携で、ブランド構築、観光プロモーション、インバウンド観光といった、これまで同市がなかなか実現できなかった観光像の実現を目指す。

「いなかソンin小林」の開催日時は7月2日の13時30分~21時30分
(懇親会を含む)・7月3日の9時~16時(原則2日間ともに要参加)。
参加費用は3,500円(2日間の参加費および懇親会費含む、小林市までの交通費・現地宿泊料・懇親会を除く食事は含まない)。
開催場所は小林中央公民館大集会室(宮崎県小林市細野38番地1)。
参加者募集定員は40名(定員になり次第締め切り)。
問い合わせは小林市経済土木部商工観光課まで。