【ニュース】 住空間設計LaboとVantan、天然木と皮革との融合によるドアを協同開発、6月11日公開のモデルハウスで披露 兵庫県神戸市
2016.06.07
住宅の設計・施工を手掛ける住空間設計Labo(株式会社Labo、兵庫県明石市、渡辺喜夫代表)とクリエイティブ分野のスクール運営を手掛けるVantan(株式会社バンタン、東京都渋谷区、石川広己代表)は、両者が開発を進めてきた、天然木と皮革との融合によるドアを、6月11日より一般公開するモデルハウス(神戸市北区)で披露する。
今回の同プロジェクトは、兵庫県で木にこだわった家づくりを提供している会社として、木と相性の良い天然皮革を暮らしの中で広めたいと考える住空間設計Laboと、在学中に実際の社会課題と向き合い、「デザインのチカラで解決」を目指すことで、即戦力人材の育成を実現したいと考えるバンタンとが共感し、実現したもの。
革は食肉加工の副産物として再利用される天然素材。
兵庫県の伝統的な地場産業として知られている。
天然皮革を利用した住宅のドアをバンタンの学生がデザインするという同プロジェクトは、2015年8月にスタートし、2016年2月に最終プレゼンを経て採用デザインが決定した。
デザインされたドアは、地元の革メーカーと加工会社の協力を得て実現化に至り、今回、6月11日より一般公開される「里山住宅博in KOBE」に出展するモデルハウスで初のお披露目となる。
住空間設計Laboは同プロジェクトをきっかけに、愛着が生まれる住空間の提案と皮革産業の活性化を図り、天然皮革を利用した建材の商品開発と普及に努めていくとしてる。
天然皮革ドアのサイズは2,280mm×752mm。
素材は木部分がウォールナット(クルミ)、革部分が牛革(クロム鞣し、エコレザー認定)。
モデルハウス(里山ロジアのある家)の所在地は神戸市北区上津台4丁目(里山住宅博in KOBE)。
開催期間は2016年6月11日~2017年1月15日。