【ニュース】 大野市、東ティモールの水環境整備のため、参加者が走行距離に応じ1km走ると10円を水支援するユニークな取り組みを「第52回越前大野名水マラソン」で実施 福井県大野市

2016.05.16
大野市(岡田高大市長)は、今年5月22日に開催される「第52回越前大野名水マラソン」で、大会実行委員会からCWPの一環として、参加者が1km走るごとに10円を、東ティモールの水環境整備の支援のため寄付を集める取り組みを実施する。

同市では2015年5月より、「水」による産業創出と魅力的なまちづくりを目指し、人口減少対策プロジェクトの一つとして、まちの「財産」であり
「アイデンティティ」でもある「水」をテーマとした「Carrying Water
Project(CWP:キャリング ウォーター プロジェクト)」を始動。
地方創生に向けたブランディング活動を展開している。

今年の支援先は東ティモール民主共和国。
水道が未整備なところが多く、子どもたちは家から水汲み場まで何キロもある道のりを、毎日通っている。
「第52回越前大野名水マラソン」は、「大野を走ると、世界に水の恵みが広がっていく」という市民マラソンを目指し、開催されるという。

越前大野名水マラソンを走ると、1kmごとに10円が水支援のために寄付でき、水道建設など水環境を良くするための支援に使われる。
同大会を通じて、「水のまち、大野」を発信するとともに、今年からは参加者からのドネーションも募ることで「おいしい水を届けるマラソン」であるとともに、チャリティマラソンとして、世界と同市を結んでいくとしている。