【ニュース】 東海汽船、ピンクの高速ジェット船「セブンアイランド愛」が若桜鉄道のピンク色のSLに恋をしたと発表、一方的な片思い 鳥取県若桜町

2016.04.13
東海汽船株式会社(東京都港区、山﨑潤一社長)は4月12日、同社で所有するピンク色の船体の高速ジェット船「セブンアイランド愛」が、インターネット上に掲載されていた鳥取県の若桜鉄道株式会社(鳥取県若桜町、山田和昭社長)所有のピンク色の蒸気機関車C12に恋をしたと発表した。
「セブンアイランド愛」による一方的な片思いだという。

同船が恋した蒸気機関車は、5月1日の「恋の日」にちなみ、車体をピンク色に塗装し、5月1日~8日の間運行するという。
一方的な片思いではあるが、同船はこのピンク色のSLを応援する。
20160413東海汽船

東海汽船では現在、同船内に片想いをPRした独自のポスターを展開し、伊豆諸島航路の定期運航の利用客にアピールしている。

「セブンアイランド愛」はボーイング製のジェットフォイル。
1980年に建造され、北米・南米航路や関西での運航の後、2002年より同社の伊豆諸島航路に就航した。

外装は名誉船長の柳原良平氏が「愛」をテーマにハートのデザインを取り入れて装飾したもの。
2016年1月に大規模なリフレッシュを行った際には、船内の階段に消しゴムはんこアーティストの津久井智子氏による壁画作品が完成した。

現在東海汽船には、愛・虹・友・大漁の4隻の高速ジェット船が就航している。