【ニュース】 パナソニック、酒田市でLED照明による「桜並木ライトアップ」の実証試験を開始 山形県酒田市

2016.04.13
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は4月8日、酒田市の新井田川桜並木をLED彩光色スポットライト5台とLED一般色スポットライト4台で照らす実証試験を開始した。

同市では現在、観光客や宿泊者の拡大や滞在時間の延長、それに伴う中心市街地の活性化を目的に「酒田テラス推進事業」を実施している。
夜間景観を新たな観光資源とするため、観光拠点となっている山居倉庫周辺に景観照明を設置しているという。
20160413パナソニック

今回の実証実験は、同推進事業の一環として新井田川桜をライトアップし、観光面での活用や可能性についての検証を行うもの。
同社はLED照明器具を期間限定で貸し出し、同推進事業に貢献するとしている。

LED彩光色は、同社独自の光のスペクトル制御技術により、波長580
nm前後の光の成分を調整。
黄みを抑えるとともに、花・緑・紅葉など植栽が持つ本来の美しい色を鮮やかに見せ、人々に感動をもたらすドラマチックなライティングを可能にするという。

今回の実証試験では、季節感や素材にあわせた色温度を検討するため、3,000Kと5,000Kで実験。
配光角度など仕様の異なる複数のLEDを使用し、桜並木を照らすことに適した明るさやメリハリを検証するとしている。