【ニュース】 リボンガス、自社開発の本格温水床暖房「ECO-HR」を全国展開、足元からの放射熱で空調電力の無駄を大幅に削減 熊本県熊本市

2016.03.24
リボンガス株式会社(熊本市西区、内海久俊代表)の温水床暖房FHS
(Floor Heating System)事業部では、自社開発の本格温水床暖房「ECO-HR(エコホットリノベーション)」の全国展開を開始する。

同社ではこれまで、天井近くや吹き抜けの人が居ない空間を暖める空気暖房から、足元からの放射暖房に切り替えるシステムを開発してき
た。
同商品では、我慢するのではなく、使う人にも優しい暖房システムとすることで、無理なく空調電力の削減に成功。
2013年には熊本県経営革新計画の承認を受け、2014年には熊本市のものづくり大賞も受賞したという。

同システムでは、公共施設や店舗、オフィスなどで、足元からの放射暖房により、人の背丈近辺までを暖かくすることが可能。
暖気は天井へ、寒気は床面へ溜まるといった同室内で発生する温度のムラを防ぎ、理想の空調環境を実現するとしている。

これにより、一般住宅では、石油ストーブや電気ストーブの火災やヒートショックによる事故を防ぐことが可能になる。
また公共施設やオフィス等では、足元が暖かく過度な室温上昇により、喉元の乾燥を防ぎ、エアコンの音がしない快適な空間で、健康増進にも寄与するという。

「ECO-HR(エコール:エコホットリノベーション)」の価格(目安)は施工面積㎡あたり3万円~。
なお同社では、床暖房の心地よい暖かさを体験してもらえるよう、体験型ショールーム「Rism(アールイズム)」を常設している。