【ニュース】 神戸電鉄、愛称「神鉄」「かみてつ」にちなみ、「沿線の神様」を募集、情報誌で紹介し沿線活性化へ 兵庫県神戸市

2016.03.03
「神鉄(しんてつ)」の愛称で親しまれている神戸電鉄株式会社(神戸市兵庫区、杉山健博社長)は3月1日、「神鉄」は「かみてつ」とも読めるこ
とから、「神様」にまつわる企画「しんてつ―神様のいる鉄道―プロジェクト」を始動した。

同プロジェクトでは、同社沿線で神がかりな「すごい人」「すごい場所」
「すごいコト」などの情報を「沿線の神様」として募集し、情報誌等で紹介する。
合わせて、これと連携したイベントの開催やグッズの販売なども行っていくという。

なお同プロジェクトは、2014年に神戸電鉄粟生線活性化協議会が主催した「粟生線活性化グランプリ 粟生線・未来へと続くレールコンテスト」の施策提言部門で、審査員特別賞を受賞した兵庫県立小野高等学校商業科の学生からの提案をヒントに実施するもの。

「沿線の神様」の募集期間は3月1日~8月31日。
応募要件は、神社等のいわゆる一般に神様として理解されているものだけでなく、応募者が神様のように(あるいは神様が宿っていると)思っていること(もの)も含む。
ただし、神鉄沿線にゆかりがあること、推薦理由について第三者からも共感が得られること、推薦対象の取材(情報誌等での紹介)が可能であることが必須となる。
応募は神鉄コミュニケーションズまで。

採用された「沿線の神様」や同プロジェクトの情報は、情報誌「Happy News Letter」に詳しく掲載するほか、同社ホームページ、沿線情報誌「SUZURAN」等でも、必要に応じて発表する。

また同社では2016年1月、同プロジェクトの先行イベントとして、電車の車輪がすべって空転しないよう線路にまいている砂を活用した「落ちない・すべらない砂」(合格祈願のご祈祷をしたお守り)を受験生にプレゼントし、好評を得たという。