【ニュース】 美山町観光協会、国の重要伝統的建造物群保存地区・美山かやぶきの里で、冬の絶景イベント「一斉放水」を12月1日に、「雪灯廊」を平成28年1月30日~2月6日に毎日開催 京都府南丹市

2015.11.30
美山町観光協会は、美山かやぶきの里(京都府南丹市美山町)で、12月1日に防火用放水銃の点検のために放水を行う「一斉放水」を実施、2016年1月30日~2月6日に雪景色のかやぶきの里をライトアップする「雪灯廊(ゆきとうろう)」を毎日開催する。

美山かやぶきの里は、かやぶき屋根の民家が現存し、平成5年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された地域。

南丹市の美山町は、800~900m級の山々に囲まれた谷あいの山村で、京都府中部地域の「森の京都」エリアに位置し、交通は京都市内から車で約1時間。
特に、知井地区にある北集落は、豊かな自然とかやぶき民家を多く残
し、日本の原風景とも言える景色を誇る。

「森の京都」は、芦生の森や美山かやぶきの里を有する京都府中部地域(亀岡市、南丹市、京丹波町、綾部市、福知山市、京都市右京区京北)で、我々の生命と文化を育んできた「森」について多面的な角度からとらえ、豊かな自然と文化に触れ、活かし、未来に受け継げるよう林業の活性化や森の文化の発信など、貴重な京都の「森」が地域を元気にする大きな力となることを目指している。
20151130美山町

「一斉放水」は、平成12年5月に美山民俗資料館が不審火で焼失したのをきっかけに始まり、毎年5月と12月に地域住民の火災予防講習と防火用放水銃の点検のために行っている。
火に弱いかやぶき屋根を守るために設置された62基の放水銃から、一斉に水を放出するというもの。

今年の「一斉放水」の実施日時は12月1日の13時30分~、約5分間放水(小雨決行)。

また、雪景色のかやぶきの里をライトアップする「雪灯廊」は、平成28年1月30日~2月6日の期間中毎日開催。
3種類の灯籠によるあかりの演出や、18軒のかやぶき民家のライトアップのほか、雪灯籠づくり体験を実施する。
初日の1月30日と最終日2月6日には、5分程花火を打ち上げる。

「雪灯廊」の開催期間は平成28年1月30日~2月6日。
雪灯籠づくり体験は15時~、3種類の灯籠によるあかりの演出と18軒のかやぶき民家のライトアップは17時~20時、1月30日と2月6日には5分程花火の打ち上げを予定。
なお、天候により内容の中止・変更あり。

来場方法は、かやぶきの里雪灯廊実行委員会による京都駅からの直通バスや、京阪京都交通の「美山ネイチャー号」「園部・美山周遊バス」などが運行予定。
また、財団法人美山町自然文化村によるバスツアーも予定している。

問い合わせは、美山町観光協会まで。