2015.11.13
ウエディングプロデュース・レストラン運営を手掛ける株式会社ノバレーゼ（東京都中央区、浅田剛治社長）は、東北地区初となる自社物件の婚礼施設「郡山モノリス」（福島県郡山市）を12月5日に開業する。

同施設の所在地は、郡山駅前の目抜き通り（さくら通り）沿いで開成山公園向かいの立地。
同社最大規模となる敷地面積（約2,000㎡）に披露宴会場（着席最大
150人収容）の2階建ての建物を新築し、1日昼夜一組限定の完全貸切型（ゲストハウス型）の婚礼施設として運営する。


建物内には、披露宴会場（最大着席数150人）のほかチャペル（同数
100人）と、ウエディングドレスや和装など衣裳約150着を扱うドレスショップなどを設置。

建物の南側、さくら通り沿いは全面ガラス張りとし、2階に設けた披露宴会場からは、約1,300本の桜の木をはじめとした、開成山公園の自然を眺望可能とする。
また敷地内には、開成山公園を借景とした本格的な日本庭園を造園。
外観は長方形の箱を組み合わせた近代美術館を思わせるデザインで、シンプルモダンな建物と日本庭園の和が融合した、モダンジャパニーズな空間を造るという。

なお、福島県では神前式も人気のため、会場から徒歩圏内にあり県内でも由緒ある開成山大神宮と、衣裳の持ち込みなどで協力関係を構築。
新郎新婦は、同社の和装を身につけて同神社の神前式をしてから、「郡山モノリス」で披露宴を行うことができるとしている。

同施設の総工費は約7億円、回収期間は5年5カ月を予定。
1組当たりの平均客単価は400万円前後を想定しており、開業後の1年間に130組の披露宴施行で、年間売上高6億5,000万円を目指す。

「郡山モノリス」の所在地は福島県郡山市桑野1-11-17、交通はJR「郡山」駅より車で10分または福島交通バス「市役所」バス停下車後徒歩1分。