【ニュース】 JR貨物、東京貨物ターミナル駅内で大規模物流施設の開発を決定、開発事業パートナーに三井不動産を選定 東京都品川区

2015.10.16
日本貨物鉄道株式会社(JR貨物、東京都渋谷区、田村修二社長)は、東京都品川区で大規模物流施設の開発を正式に決定、開発事業パートナーに三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)を選定し、基本合意書を締結した。

同計画地は、貨物ターミナル駅としては国内最大の規模を誇る「東京貨物ターミナル」駅構内。
首都高速湾岸線「大井南IC」、同横羽線「平和島IC」からそれぞれ約
2km、東京港国際コンテナターミナルから約3km、羽田空港国内貨物地区からも約4kmと、陸・海・空の「結節点」となる立地に位置している。
20151016日本貨物鉄道

同施設は、地上5階建て、延床面積約16万1,000㎡の規模で、大型車両が各階に直接乗り入れできるランプウェイを2基備えた、マルチテナント型物流施設。
免震構造を採用予定で、利用客の安心安全に配慮した最新鋭の施設になるとしている。

また、JR貨物では、同物流施設の隣接地でも物流施設を建設し、両施設をあわせた延床面積は合計約22万3,000㎡となり、国内最大規模の物流施設となる予定だという。

「エフ・プラザ東京N棟(仮称)」の所在地は東京都品川区八潮3、交通は東京モノレール「流通センター」駅より徒歩14分、首都高速湾岸線「大井南」ICより約2km・首都高速横羽線「平和島」ICより約2km。
立地は、港湾が東京港国際コンテナターミナル約2km、空港が羽田空港国内貨物地区約3km・羽田空港国際貨物地区約4km。
敷地面積は約7万1,000㎡、延床面積は約16万1,000㎡。
規模・構造は地上5階建・免震構造。
着工は2019年10月(予定)、竣工は2021年10月(予定)。
事業者は日本貨物鉄道株式会社。