【ニュース】 サンケイビル、京都市の旧市街地型美観地区でホテル開発用地を取得、老舗料亭「伊勢長」本店跡地を再開発 京都府京都市

2015.10.09
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)は10月8日、京都市中京区でホテル開発用地を9月30日付で取得したと発表した。
開業は2017年秋の予定。

同プロジェクトは1700年代創業の老舗料亭「伊勢長」本店跡地を再開発するもの。
阪急京都線「烏丸」駅・地下鉄烏丸線「四条」駅より徒歩5分の立地で、京都市内随一の金融街でもあることから、観光需要だけでなくビジネス需要も見込む。
同社が京都でホテル開発を行うの同物件が初めて。

計画地は旧市街地型美観地区。
趣ある町屋が連なった風情ある通りに面していることから、周辺の景観へ配慮した外観デザインを採用、土地の歴史を承継した、調和のとれた美しい街づくりを目指す。

ホテルの運営は、今年4月に同社グループ傘下に入った株式会社グランビスタホテル&リゾート(東京都中央区、須田貞則社長)が担当、グループの力を結集したアッパーミドルホテルを開発するとしている。

「(仮称)京都ホテル開発プロジェクト」の所在地は京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町387、交通は阪急京都線「烏丸」駅・地下鉄烏丸線「四条」駅より徒歩5分。
土地面積は1,633.67㎡、延床面積は約6,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上5階建て。
客室数は150~160室、客室タイプはダブルルーム・ツインルーム。