【ニュース】 JR西日本金沢支社、城端線・氷見線で観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」を今年10月より運転、車内に南砺市の伝統工芸品「井波彫刻」を8作品展示 富山県南砺市

2015.09.09
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、真鍋精志社長)金沢支社は、今年10月より実施する北陸デスティネーションキャンペーン(DC)にあわせ、城端線・氷見線で運転を開始する観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の車両を完成、その概要を発表した。

列車名の「ベル・モンターニュ・エ・メール(愛称:べるもんた)」は、このエリアの特徴である「美しい山と海」をフランス語で表現したもの。
車両コンセプトは「走るギャラリー」。
窓枠を額縁に見立て、城端線・氷見線の一番の魅力である山と海の変化に富んだ美しい車窓を一枚の絵画のように演出する。
20150909べるもんた

車内には、富山県南砺市の伝統工芸品「井波彫刻」を8作品展示する。
海側には、世界遺産にも登録された五箇山合掌造りと世界最古の民謡
「こきりこ踊り」をモチーフにした作品と、城端線沿線の散居村から眺めた山々をモチーフにした2つの作品を展示。
山側には、南砺市を代表する花であるシャクナゲ・菊・水芭蕉・椿・ささゆり・ユキワリ草をモチーフにした6作品を展示する。

車内サービスでは、地魚と富山県産米を使った「富山湾鮨」を車内で鮨職人が握る「ぷち富山湾鮨セット」(税込2,000円)、城端線・氷見線沿線の造り酒屋で醸された地酒とおつまみのセット「ほろ酔いセット」(税込1,500円)などを販売するという。

「ベル・モンターニュ・エ・メール」運転日は平成27年10月10日~平成
28年2月28日の土曜日・日曜日(1月2日~3日は運休)。
車両は普通気動車1両(キハ40系、定員39名)。