2015.09.08
株式会社アイセイ薬局（東京都千代田区、藤井江美社長）は、同社が運営する関東最大級の医療モール「下総中山クリニックファーム」（千葉県船橋市）を9月13日にリニューアルオープンする。

今回のリニューアルは、厚生労働省などが大きなテーマとして掲げている「薬局の健康情報拠点」としての機能深化を鑑みたもの。
開設から14年経過した同施設を、同社のフラッグシップ医療モールとしてリニューアルする。

リニューアルオープン当日は、地域の人々を対象とした無料イベント「足腰健康チェック&こども薬局」を開催。
今後は「地域に密着した健康情報拠点」としての新たな医療モール像を、同施設から発信していくとしている。

同社が初めて医療モールを開業したのは1985年。
当時はまだ医療モールという概念は無かったが、30年が経った2015年9月現在、全305店舗のうち、89店舗で医療モールの形態をとっている。

「下総中山クリニックファーム」は、2001年にオープンした、8つの診療科と調剤薬局を内包する大型の医療モール。

今回のリニューアルでは、蔦屋書店を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社とタイアップし、ライブラリースペースを設置。
ヘルスケアを中心に、写真集やレシピなど、449冊の書籍を揃える。

また、調剤薬局では呼び出しシステムを導入するほか、デジタルサイネージシステムの導入により、病状改善・健康増進のための情報提供を
10月1日より実施。

その他、子ども向けのフリースペース「こどもガレリア」を設置するほか、フロア全体やトイレのリニューアルも実施、解りやすいサインの展開や、おむつ替えスペースや子ども用のトイレ、ベビーキープの設置など、ユニバーサルデザインに準拠した空間にするという。