【ニュース】 博士タロー、「箱根ガイドマップ」を公開、火山活動により観光客数が減少している箱根山観光を支援 神奈川県箱根町

2015.09.03
株式会社博士タロー(神奈川県小田原市、長谷川豊代表)は、箱根山火山活動上昇により観光客数が減少している箱根山観光を支援するた
め、「箱根ガイドマップ」を制作、9月2日に公開した。

箱根山の火山性地震発生回数は7月には234回、8月はおよそ50回と減少しているが、現在もなお、大湧谷火口からの噴煙が確認されていることから、入山規制区域は一部解除に留まっている。
しかし、観光名所の大部分は、入山規制区域の外にあり、旅館や飲食店等は平常に運営できる状況だという。

「箱根ガイドマップ」では、Google社が一般向けサービスで提供する
Google Mapsを使用。
今後は2カ国対応の情報提供ページ、施設広告ページを追加し、サイトの充実を図るとしている。

マップ上では、箱根山入山規制区域と観光処を同時にマッピングすることにより、箱根山観光処の大部分が入山規制区域の外に位置することを示し、箱根山観光のガイドマップとして利用できるように設計した。
ワンクリックで宿泊施設・日帰り温泉・食事処などを表すマーカーを重ねて表示、または任意施設マーカー群を削除することによって見やすい地図にしたという。

その他、箱根山の全てのバス停位置を表示し、バス路線リストをもとに任意バス路線をマップ上に表示させることも可能とした。

また、現在地情報が取得できるモバイル・タブレット端末では目的施設へのルートを表示できるほか、PC端末では初期時に強羅駅に設定してある現在値マーカーを移動させ、観光のルート企画に活用できるとしている。

さらに、今後さらに増加が予想される海外からの観光客に向け、英語サイト「Hakone Guide Map」も制作。
「Hakone」に対する認知度を高める目的で、既に箱根山を観光した人から写真や観光談話を投稿してもらい、情報掲載ページも充実させる予定だという。