【ニュース】 京阪電気鉄道と京阪電鉄不動産、国内初となるガス温水式パネルヒーターの遠隔制御システムを「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」の全戸に標準導入 北海道札幌市

2015.07.24
京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)と京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、三浦達也社長)は、北海道ガス株式会社(札幌市中央区、大槻博社長)・株式会社ジェイコム札幌(札幌市豊平区、西尾武社長)と協力し、ガス温水式パネルヒーターを遠隔で制御できる国内初のマンション向けシステムを、「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」(札幌市中央区)の全戸に標準で導入する。

同システムは、J:COMのマンション向けエネルギー管理支援サービスと連携し、ECHONET Lite(エコーネットライト)規格に準拠する信号により、遠隔制御を可能とするもの。
北海道の寒冷地の住環境に配慮し、スマートフォンやタブレットを用いた遠隔制御によって、室内や外出先からでもガス温水式パネルヒーターのON/OFF操作が可能となるほか、風呂の湯張りも遠隔操作ができるようになるとしている。
20150724京阪電気鉄道

さらに、J:COMの高圧一括受電サービス「J:COM電力」と、同システムと連携するエネルギー管理支援サービス「エコレポ」を同時に導入することで、各住戸の電気料金を抑えることも可能とする。
電力の見える化や節電コンテンツの利用等も可能となることから、マンション入居者の「経済性」「省エネ意識」と「日々の快適性」を兼ね備えた「スマートマンション」を実現するという。

今後も4社は、住環境にマッチした新しいスマートマンションを提案することで、入居者の「快適性」と「経済性」を向上させながら、「省エネ」を推進し、快適で環境にやさしい暮らしを実現していくとしている。

「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」の所在地は札幌市中央区南1条西7丁目6番6(地番)、交通は市営地下鉄南北線・東西線・東豊線
「大通」駅1番出入口より徒歩5分。
敷地面積は1,438.40㎡(実測・建築確認対象面積)、延床面積は1万2,155.63㎡(容積対象外面積3,525.27㎡を含む)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上31階・地下1階建。
総戸数は116戸+ゲストルーム1戸。
住居専有面積は26.73㎡~145.49㎡、間取りは1DK~4LDK。
竣工は平成29年2月(予定)。