【ニュース】 京都水族館と京都市、連携事業第2弾「地域生きもの探偵団」を7月11日に実施、児童の生きもの調査をサポート 京都府京都市

2015.07.07
京都水族館(京都市下京区、下村実館長)は、京都市との連携事業第2弾となる「地域生きもの探偵団」を7月11日に実施する。

「地域生きもの探偵団」では、市内の小学校・児童館が授業等で実施する生きものの観察に、京都市から派遣された専門家が、児童に多様な生きものたちのつながり等について解説する。

京都市は2014年3月、京都ならではの自然環境や伝統文化を後世に受け継ぎ、目指すべき生物多様性保全の方向性を示すため、「京都市生物多様性プラン」を策定。
同連携事業は、同プランの趣旨を踏まえたもの。
20150707京都水族館

同水族館では、同水族館が随時実施しているバックヤードツアーやワークショップなどの「体験プログラム」が、生物多様性の保全に資する活動であることから、今年5月24日に同水族館で京都市主催の自然観察会「第1回親子生きもの探偵団」を開催。
飼育スタッフの作業見学、同水族館館長・副館長との屋外ゾーン探検など、自然と生きものに触れて学ぶ機会を提供した。

連携事業第2弾「地域生きもの探偵団」の第1回目となる7月11日は、上賀茂神社内を流れる「ならの小川」で行う自然観察会に、同水族館の館長と副館長が講師として参加。
京都市立上賀茂小学校の児童の生きもの調査をサポートする。
また、上賀茂小学校と交流があり、京都三大祭の「葵祭」で使用されるフタバアオイの保護・育成を行っている特定非営利活動法人葵プロジェクトも協力するという。

「第1回地域生きもの探偵団」の実施日時は年7月11日の13時30分~15時30分(予定)。
実施会場は「ならの小川」(京都市北区上賀茂本山339、上賀茂神社渉渓園内)。
参加者は京都市立上賀茂小学校の児童。
講師は京都水族館の下村実館長と關慎太郎副館長。