【ニュース】 西日本鉄道と福岡市、PPPによる福岡市立中央児童会館等建替え整備事業の概要を発表、民間商業施設には「ソニーストア」などが出店 福岡県福岡市

2015.06.29
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は6月26日、平成28年4月の開設に向けて進めている福岡市立中央児童会館等建替え整備事業で、入居テナントなどの概要を発表した。

同事業は、同社と福岡市によるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業。
「定期借地・賃借入居方式」により、両者が協働で建て替え事業を推進する。
建築主は福岡中央児童会館等建替え整備事業株式会社(西鉄100%出資子会社)。
1~3階部分を民間商業施設、4~8階を福岡市の公共施設で構成する新たな複合施設(福岡市中央区)を建設する。

1~3階部分の民間商業施設には、「ソニーストア」「TECH PARK
MAKERS」「TECH PARK KIDS」のほか、カフェ「green」(bean to
bar chocolate 専門店)が出店。
4~8階には、福岡市が運営する公共施設「中央児童会館」やNPO・ボランティア交流センター「あすみん」が入居する。
20150629西日本鉄道

1階~2階部分には、九州初となる、ソニーの直営店「ソニーストア」が出店。
店内では、ソニーの最新テクノロジーが搭載された製品とエンタテインメントコンテンツを通して、利用客の「好奇心」を喚起する新しい感動体験を提供する。

3階には、福岡に本社を置く株式会社グルーヴノーツが入居し、3Dプリンタやレーザーカッター等の最新のデジタル工作機器を完備。
デジタルからアナログまで、多様なものづくりが出来る新しい形の工作スペース「TECH PARK MAKERS」と、学童保育機能を併せ持つITテクノロジー学習施設「TECH PARK KIDS」を開設する。

また1階には、国内2号店となるカフェ「green」(bean to bar
chocolate 専門店)が出店。
店内ファクトリーで、カカオから丁寧に手作りした高品質なチョコレートを提供する。

「福岡中央児童会館等建替え事業」の所在地は福岡市中央区今泉1丁目19番22号。
敷地面積は1,125㎡、延床面積は5,525㎡。
施設計画は鉄骨造・地上8階建て。
総事業費は約13億円。
平成28年2月竣工予定、平成28年4月開業予定。