【ニュース】 まるごとにっぽん、浅草で日本各地の魅力が体験できる商業施設「まるごとにっぽん」を「東京楽天地浅草ビル」内4フロアで2015年12月中旬に開業 東京都台東区

2015.06.26
株式会社東京楽天地(東京都墨田区、山田啓三社長)は6月25日、浅草再開発プロジェクトとして現在浅草六区に建設中の「東京楽天地浅草ビル」(東京都台東区)内の1階~4階で、株式会社まるごとにっぽん(東京都墨田区、小笠原功社長)が運営する商業施設「まるごとにっぽん」を2015年12月中旬に開業すると発表した。

同施設のテーマは「風土巡礼」。
観光地として国内外の多くの人で賑わい、日本文化を体感できる浅草
で、20の市町村・約50の地方事業者が発信するモノ・コト・ヒトの魅力
を、「見て」「食べて」「持ち帰って」旅気分を楽しめるという。

毎年約2,800万人の観光客で賑わい、伝統文化が根付く浅草に、全国各地の魅力が詰まった地域情報の総合拠点を作り、地方自治体や地方事業者が出店できる仕組みを構築することで、「真の地域振興の拠点」を目指す。
20150626まるごとにっぽん

「まるごとにっぽん」が入居するのは、現在建設中の地上13階・地下2階の「東京楽天地浅草ビル」のうち、1階~4階部分。

フロア構成は、にっぽんの「食」「叡智」「絆」「風土」のコンセプトに分かれた4フロア。
4フロアを巡ると「にっぽんの暮らし」がわかり、一巡すると日本を旅したように、にっぽんの暮らしを体感できるとしている。

同施設は、浅草六区に賑わいを取り戻したいという思いと、都市部への人口流出や後継者不足で疲弊する地方都市を目の当たりにし、地方創生の足掛かりとなる施設を作りたいという思いから、開業決定に至った。

施設名は、日本の細部の知られざるもの・こと・風土といった地域資源を館全体まるごと体感することで、日本の魅力の発見をしてほしいという思いを込めて名付けたという。

東京楽天地浅草ビルの所在地は東京都台東区浅草2丁目6番地4外。
敷地面積は約3,480㎡、延床面積は約2万2,910㎡。
建物は地上13階・地下2階・塔屋1階。
開業予定日は2015年12月中旬。

「まるごとにっぽん」の年間売上想定は30億円、年間集客想定は372万人~。
メインターゲットは、足元商圏在住者、首都圏在住の40代を中心とした女性。