【ニュース】 藤田観光、松竹が京都市に保有する土地で定期借地権、2017年夏に「ホテルグレイスリー京都新京極(仮称)」を出店 京都府京都市

2015.06.09
藤田観光株式会社(東京都文京区、瀬川章社長)は6月8日、松竹株式会社(東京都中央区、迫本淳一社長)が京都市に保有する土地で事業用定期借地権設定契約を締結、2017年夏に「ホテルグレイスリー京都新京極(仮称)」を出店すると発表した。
同ホテルは、2016年秋に開業を予定している「ホテルグレイスリー京都寺町(仮称)」の隣地・新京極通に開業する。
客室は全128室24㎡のツインルームで構成し、近年開業したホテルで好評の「独立型バスルーム」を採用。
また、観光情報の提供などサービス面の充実も図るとともに、「ホテルグレイスリー京都寺町(仮称)」(全97室ダブルルーム)とも連携を図り、国内外の観光・レジャー客を誘客するという。


同社は昨年末に「京都国際ホテル(1961年開業)」を閉館。
50年以上事業を行ってきた京都で、再出店の機会を積極的に模索していたという。
今回発表した同ホテルは、WHG事業(ワシントンホテル・ホテルグレイスリー)としては初となる事業用定期借地権設定契約での出店となる。
今後も多様な出店形態で事業展開を行うことで、今年から5ヵ年の中期経営計画で掲げたWHG事業の新規出店戦略を加速していくとしている。
なお同社では、2016年には「ホテルグレイスリー沖縄」「ホテルグレイスリー京都寺町(仮称)」の出店、また2018年には韓国ソウルで30年ぶりとなる海外出店を予定しており、今後も引き続き国内外で出店拡大を進めていくという。
「ホテルグレイスリー京都新京極(仮称)」の所在地は京都市中京区六角通寺町東入桜之町420番、交通はJR「京都」駅より車で15分、京都市営地下鉄「京都市役所前」駅より徒歩5分など。
建物は地上9階建(1階フロント、2~9階客室)、客室数は128室予定(全室ツインルーム)、レストラン1店舗。
着工予定は2015年12月、開業予定は2017年夏。