【ニュース】 佐世保市と宣伝会議、クリエイターが取り組む地域活性プロジェクト「九十九島大学」を開始、「入学式」を開催 長崎県佐世保市

2015.06.08
佐世保市と株式会社宣伝会議(東京都港区、東英弥代表)は、佐世保市九十九島の新PR事業「九十九島大学」を共同で開始、6月1日に九十九島で「入学式」を開催した。
「九十九島大学」とは、 豊かな自然や文化遺産など「眠れる観光資源」を多く抱える九十九島エリアの全国知名度を上げ、同地を訪れる観光客を増やすことを目的とするプロジェクト。
同プロジェクトでは、「地域活性クリエイター」を養成するための特別講座を実施、広告クリエイティブの専門誌月刊「ブレーン」の地域活性プロジェクト「旅クリ(旅+クリエイティブ)」の第一弾として企画・実施する。


九十九島(くじゅうくしま)とは、長崎県佐世保港外から平戸瀬戸まで約25kmの海域にわたって大小の島々が連なる地域。
佐世保といえば「ハウステンボス」や「佐世保バーガー」は全国的にもよく知られるが、ハウステンボスから至近距離にもかかわらず、九十九島まで足を運ぶ人は少なく、まさに「眠れる観光資源」だという。
「九十九島大学」の受講生は、広告や地域マーケティング、コミュニティ運営、映像制作など様々な得意領域を持つ9名を公募で選抜。
校長には、サントリーやイオンの仕事を手掛けるクリエイティブディレクターの小西利行氏が就任した。
全国から集まった受講生は、地域のエキスパート(佐世保市職員、観光ガイド、シーカヤッカー、アーティスト、水族館スタッフなど)とチームを組み、アイデアを生み出していくという。
今後は、多彩なゲスト講師と共に、受講生および地域のエキスパートたちに企画やコミュニケーションをテーマにした講義とワークショップを実施、九十九島をアピールする99のコンテンツを考案・選定するとしている。