【ニュース】 YKK不動産、パッシブタウン黒部モデル第2期街区の建設計画概要を発表 富山県黒部市

2015.06.05
YKK不動産株式会社(東京都千代田区、吉田忠裕社長)は6月3日、パッシブタウン黒部モデル建設予定地(富山県黒部市)で第2期街区の地鎮祭を実施、あわせて建設計画概要を発表した。
同事業は、黒部の自然エネルギーを活用し、電力や化石燃料などのエネルギー消費を抑えた「まちづくり・住まいづくり」を提案するプロジェクト。
今回は全8街区のうち第2街区目の複合型賃貸集合住宅を、モダニズム建築を代表する建築家・槇文彦氏の設計で建設する。
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計画方針は、「パッシブデザインの建築とランドスケープによる省エネルギーのハウジング計画」。
雑木林のランドスケープに溶け込む住棟群とし、住棟群に囲まれたコモンスペースを設置、自然の光や風を活かしたライフスタイルを可能とする。
主な建築計画のポイントは、「自然のポテンシャルを積極的に活用する住まいのデザイン」「断熱・気密・窓などの建築性能の強化」「最小限の設備エネルギーで補う快適な住まい環境」。
また、一般的な北陸地区の集合住宅に比べ、冷暖房エネルギー(80%減)と給湯エネルギー(30%減)の省エネ性能を実現、快適性向上を目標としている。
「パッシブタウン黒部モデル第2期街区新築工事」の所在地は富山県黒部市三日市4016番地。
敷地面積は5,521㎡、延床面積は6,931㎡(住居4,240㎡、商業382㎡、地下駐車場2,309㎡)。
建築用途は複合型賃貸集合住宅。
構造は鉄筋コンクリート造。
階数は住居棟が地上4階・地下1階、ストリートモール棟(商業+住居)が地上4階・地下1階。
総住戸数は44戸(1LDK12戸、2LDK16戸、3LDK16戸)。
地下駐車場は44台。
工期は2015年7月~2016年10月(予定)。
入居者募集開始は2016年4月(予定)。
総事業費は25億円。