【ニュース】 ジェイアール貨物・南関東ロジスティクスと日本事業者団体連合会、日本初のコンテナを活用したメディアコラボレーション事業を7月1日より開始 東京都品川区

2015.06.01
株式会社ジェイアール貨物・南関東ロジスティクス(東京都品川区、佐々木淳社長)と一般社団法人日本事業団体連合会(東京都千代田区、大村幸市代表理事)は、2月6日に交わした業務提携に基づき、日本で初(同法人などの調べ)となる鉄道貨物輸送に使われるコンテナを活用した輸送と広告のコラボレーション事業「トランスポートメディア事業」の運用を7月1日に開始する。
同サービスは、物産展や販売会・イベントの開催に伴う輸送時に、コンテナを使用した広告・宣伝を行うというもの。
鉄道を利用して日本全国へ貨物を輸送し、各地で集荷・配達するほか、イベント会場などで鉄道貨物輸送に使われるコンテナを設置できるという。
また、30フィートコンテナに会社や商品、イベントなどの広告・宣伝・PR内容を印刷することで注目度が高まるとしている。


同サービスでは、鉄道貨物用コンテナの両側面(30フィート=幅9,125mm×高さ2,500mm)と後面(幅2,450mm×高さ2,500mm)の3面に自社や自社商品のPR、イベントの告知などを印刷。
日本全国へのコンテナ輸送時に、トラックによる広告・宣伝活動が可能となる。
首都圏では主に貨物トラックによる集荷・配達時に、地方では鉄道を使って最寄りの貨物駅までコンテナを輸送する際に、多くの人たちに荷主(広告主)のメッセージを届けることができるという。
さらに、海上輸送との連携で韓国(釜山、馬山)、中国(上海、蘇州太倉、青島)への展開も可能としている。
両者では、広告主や荷主をはじめ、地方創生や地域活性化、新規物流サービスなどの新規事業を提案する事業者すべてを「事業パートナー」と想定。
現在、事業パートナーを先行募集しており、合わせて広告主(荷主)も募集しているという。
「トランスポートメディア事業」の基本パックは150万円(税別)。
含まれる内容は、コンテナへの印刷代、集荷・配達等によるPR活動中のトラック費用(3日分)及びコンテナレンタル代並びに諸費用。
なお、鉄道輸送が必要な場合や、設置する場合のクレーン使用には別途追加料金が必要。
期間延長オプションあり。
問い合わせは、トランスポートメディア運営事務局(一般社団法人日本事業者団体連合会内)まで。