【ニュース】 三菱商事と九州電力、南阿蘇村の地熱資源調査で同村と同意、今年度より調査を開始 熊本県南阿蘇村

2015.05.22
三菱商事株式会社(東京都千代田区、小林健社長)と九州電力株式会社(福岡市中央区、瓜生道明社長)は5月21日、熊本県南阿蘇村での地熱資源調査の実施に関し、同村より同意書が交付されたと発表した。
両社と同村は、同村における地熱資源の調査・開発に関する協定を平成25年12月10日に締結。
その後両社は、平成27年1月14日に同村の条例に基づき地熱資源調査の申し入れを実施、条例により村内に設置された協議会の審議を経て、今回の同意書が交付された。


今年度は、地下構造を把握するための地表調査(重力探査、電磁探査)、周辺温泉等の現状調査、及び経年変化を把握するための温泉モニタリングを行う予定。
また、調査の結果、地熱資源が期待できる地下構造が確認された場合には、調査井の掘削など地熱資源開発に向けた検討を進めていくとしている。