【ニュース】 野村不動産、関西圏・中部圏で高機能型物流施設「Landport」シリーズの開発計画に着手、地方展開を加速 大阪府高槻市

2015.05.18
野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)は、物流施設事業「Landport」シリーズで、シリーズ初となる関西圏及び中部圏での開発計画に着手した。
今回の2物件を皮切りに地方展開にも注力し、首都圏と併せて年間5棟の開発を目標に積極展開していくとしている。
関西圏初となる高槻市の物件は、大阪市内中心部から約20km圏に位置し、最寄りのICは名神高速道路「茨木」IC(約9.3km、また2019年共用開始予定の新名神高速道路「高槻」ICより約6.0km)。
一方、中部圏の小牧市の物件は、名古屋市内中心部から約15km圏に位置し、最寄りのICは東名高速道路・名神高速道路・名古屋高速小牧線の結節点「小牧」IC(約4.5km)。


野村不動産グループでは、立地・仕様・作業環境を追求した大規模高機能型物流施設「Landport」シリーズを2007年竣工の「Landport厚木」以降、計7棟開発・供給してきた。
住宅やオフィスビル開発で長年培った「マーケット(顧客)視点」に立った施設開発に加え、約20万坪におよぶ入居テナントの意見を反映したきめ細やかな施設運営や、専門家と協力したサプライチェーン最適化の各種施策の提案などにより、高稼働を維持しているという。
今回着手した両施設は、多様なテナントニーズへ分割対応可能なマルチテナント型施設とする。
また、施設内ワーカーへ配慮したアメニティスペースの充実を図り、環境負荷の低減とテナントのランニングコスト削減のため、倉庫内を含めた全館LED照明を採用。
その他の詳細な建物計画については、今後進めていくという。
「(仮称)Landport高槻」計画の予定地は大阪府高槻市芝生町1-52-2、土地面積は3万5,654.99㎡。
「(仮称)Landport小牧」計画の予定地は愛知県小牧市本庄178-1、土地面積は1万8,774.03㎡。