【ニュース】 幕末維新ミュージアム・霊山歴史館、2015年通年特別展「松陰をめぐる人びと」第3期「池田屋事件と禁門の変」を5月19日より開催 京都府京都市

2015.05.18
2015年通年特別展として「松陰をめぐる人びと」(第1期~第4期)を開催中の幕末維新ミュージアム・霊山歴史館(京都市東山区)は、第3期展示「池田屋事件と禁門の変」を5月19日より開始、吉田松蔭や長州藩、新選組関連の貴重な資料を豊富に展示する。
幕末ミュージアム・霊山歴史館は、幕末・維新の総合歴史博物館として1970年(昭和45年)に開館。
収蔵資料は5,000点を超え、常設展、特別展では約100点を展示している。
実物資料に加え、3D映像・パソコン・歴史精密模型なども充実しており、子供から大人まで楽しみながら幕末・維新を学び、感じることができるミュージアムだという。
20150518%E5%B9%95%E6%9C%AB%E7%B6%AD%E6%96%B0%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0.jpg


2015年通年特別展「松陰をめぐる人びと」では、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公・文の兄である吉田松陰の詩書や肖像画、久坂玄瑞、高杉晋作、維新後に文の夫となる楫取素彦などの資料を展示。
また、長州藩と対立した新選組や、薩長同盟の立て役者・坂本龍馬の書状や暗殺時に使われた刀など、多角的に幕末の貴重な資料を豊富に展示している。
5月19日より開催する第3期「池田屋事件と禁門の変」では、元治元年(1864年)、京都で相次いで起こった「池田屋事件」と「禁門の変」により、松陰の門下生の久坂玄瑞・吉田稔麿・入江九一らが奮闘の末、命を落とした一方、新選組は両事件で名を馳せ、激動の幕末維新の表舞台に登場した時期にスポットを当てた。
通年展示の松陰や長州藩の資料に加え、新発見を含む新選組の資料を多数展示し、その想いと行動に迫る。
2015年通年特別展「松陰をめぐる人びと」第3期「池田屋事件と禁門の変」の会期は5月19日~9月6日、開館時間は10時~17時30分、7月25日~8月31日は18時30分まで(受付はいずれも閉館30分前まで)。
休館日は月曜日休館(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)、7月22日~9月6日は全日開館。
入館料は大人700円・高校生400円・小中学生300円、団体(20人以上)は各100円引き。
幕末ミュージアム・霊山歴史館の所在地は京都市東山区清閑寺霊山町1、交通は市バス「東山安井」または「清水道」下車後徒歩約7分。