【ニュース】 大和ハウス工業、城下町や宿場町向けの「自然素材『土・木・紙』を採用した伝統的賃貸住宅」と2階建和風賃貸住宅商品「セジュールウィット 京和風」を5月8日より発売 大阪府大阪市

2015.05.08
大和ハウス工業株式会社(大阪府大阪市、大野直竹社長)は5月8日、城下町や宿場町向けの自然素材「土・木・紙」を採用した伝統的賃貸住宅を発売した。
また、同日より、2階建和風賃貸住宅商品「セジュールウィット 京和風」を発売、賃貸住宅商品のラインアップを拡充した。
政府は1975年より城下町や宿場町などの歴史的な地区を、伝統的建造物群保存地区として選定し、既存の土地や建物の固定資産税を非課税にするなどの税制優遇措置を行っている。
指定が年々増加している中、同社では2007年に京都市の「新景観政策」に対応した2階建賃貸住宅「セジュール ウィルモア京都仕様」を発売、京都市の景観に調和した商品を展開してきた。
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今回は、全国の城下町や宿場町などの街並み規制の厳しい地区のオーナーをメインターゲットに据え、「自然素材『土・木・紙』を採用した在来工法の賃貸住宅」を発売。
同商品では、外観に日本の伝統的な仕上材である漆喰(しっくい)の塗り壁や土壁を採用したほか、屋根には三州瓦や淡路瓦を採用、数寄屋風の切妻屋根や入母屋など歴史的街並みに調和する屋根形状を実現した。
また、1階を酒屋などの店舗とした店舗併用型賃貸住宅にも対応可能とし、土地オーナーには伝統的な街並みに調和した賃貸住宅の提案を強化する。
「自然素材『土・木・紙』を採用した伝統的賃貸住宅」の発売日は5月8日。
販売地域は全国、構造は在来工法。
また同社では、2009年11月に2階建賃貸住宅商品「セジュールウィット」を発売、これまでにシリーズ累計約11万2,000戸を販売している(2015年3月末現在)。
今回は、今年1月1日からの相続税非課税枠の縮小に伴い、賃貸住宅の建設需要が高まる中、土地オーナーへの幅広い土地活用の提案と、入居者からも選ばれる賃貸住宅を提案するため、2階建和風賃貸住宅商品「セジュールウィット 京和風」を発売。
格調と風格のある外観シルエットを創り出すことができる和風の賃貸住宅で、賃貸住宅商品のラインアップを拡充した。
「セジュールウィット 京和風」の発売日は5月8日。
販売地域は全国、販売目標は年間120棟。
構造は鉄骨造・2階建、販売価格は1坪60万円(税別)~。
問い合わせは、大和ハウス工業株式会社集合住宅事業推進部CRセンター「和風賃貸住宅プロジェクト係」まで。