【ニュース】 秀山、新観光エリア「信越トライアングル」をPR、北陸新幹線開業で沸く「北陸トライアングル」に対抗 新潟県妙高市

2015.04.09
赤倉温泉ホテル秀山などを運営する有限会社秀山(新潟県妙高市、荻野光貴代表)は、「北陸新幹線」開業により注目される「北陸トライアングル」に対抗した新観光エリア「信越トライアングル」をPRするプロジェクトを開始した。
同プロジェクトでは、ニュージーランドの温泉立ち上げや、観光業への深い造詣からTVにも取り上げられている同社の荻野代表が、「小布施」「戸隠」「妙高」の3エリアのまだ知られていない魅力を様々な角度から伝えていくという。
北陸新幹線開業後、観光の流れが一気に北陸へと向かう中、北陸へと繋がる導線の間に位置する信越では、「素通り」の危機に対し、広域連携で対抗していくとしている。
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同プロジェクトでは、長野と新潟の県境を越えた観光連携の可能性を「北陸トライアングル」に重ね、「信越トライアングル」と命名。
「小布施」「戸隠」「妙高」の3エリアの情報を発信する。
「信越トライアングル」には、未注目のエリアであるという強みに加え、「善光寺ご開帳」「高田城百万人観桜会」「国立公園分離・独立」など旬のネタがあり、エリア的にコンパクトに楽しめる点も特徴になっているという。
「小布施」では街歩き・栗菓子作り工場見学・酒蔵見学、「戸隠」では戸隠神社参拝・そば打ち体験・戸隠れ流忍者・宿坊体験、「妙高」では温泉天国湯巡り・温泉ソムリエ・山歩き・B級グルメレッド焼きそばなど。
それぞれの地域が「被らない魅力的な観光コンテンツ」を用意し、60分ほどの移動で風景がガラッと変わるコンパクトルートにより、短時間ロケにも最適だとしている。
また、「小布施」と「戸隠」には温泉旅館が無いことから、両地域立ち寄り後に「妙高」の温泉宿に宿泊をすると10%オフの特典を提供するなど、連携した施策も実施するという。