2015.04.07
大和リース株式会社（大阪府大阪市、森田俊作社長）は、岸和田市のため池「傍示池（ほうじいけ）」を利用し、総出力約1MW（メガワット）の太陽光発電施設「DREAM1 SoIar（ドリームソーラー）フロート1 号＠神於山（こうのやま）」を4月14日に着工する。
同社は2014年10月、大阪府、岸和田市、傍示池の施設・財産管理者である岸和田市神於山土地改良区と事業推進協力の連携協定を締結。
完成後は、2015年10月（予定）より、発電した電力を関西電力株式会社に全量売電する。

同施設は、大阪府内では初めてのため池を利用した太陽光発電施設。
2015年10月（予定）より20年間の発電事業を行なう。
同社が発電事業者となり、建設から運営までを大和ハウスグループが行うことで、再生可能エネルギー事業のワンストップサービスを提供する。
また、売電収入の一部は大阪府及び岸和田市に対して寄付、環境・エネルギー・農業関連の施策推進に利用してもらう予定だという。
「DREAM1 SoIar（ドリームソーラー）フロート1号＠神於山（こうのやま）」の所在地は大阪府岸和田市神於山土地改良区傍示池（岸和田市尾生町4006）。
敷地面積は2万389㎡、使用面積は約1万㎡（傍示池満水面積は約1万6,000㎡）。
発電事業者は大和リース株式会社、施設・財産管理者は岸和田市神於山土地改良区。
竣工（予定）は2015年9 月30日、売電開始（予定）は2015年10月1日、事業期間（予定）は20年間。
太陽電池最大発電出力値は約1,044kW、年間予想発電電力量は年間約118万520kWh。
太陽電池モジュールはジンコソーラー製（出力260W、4,016枚）。
年間売電売上（見込み）は約3,776万円（見込み）、投資額（総事業費）は約5億円。
消費電力量換算は年間約328世帯分、CO2削減交換換算は年間約575ｔ。