2015.03.30
ワイン民宿鈴木園（山梨県甲州市）はこのほど、B＆B（ベッド＆ブレックファスト）の宿として営業を再開した。
同園は、葡萄とワインの町勝沼に佇む、19世紀建築の古民家にアンティーク家具をしつらえた和洋折衷の宿。
当時の面影を残す明治建築の同園の建物は、大正～昭和にかけて海洋法学者として、また衆議院議長や国務大臣として活躍した故樋貝詮三氏の生家で、宿泊棟は母屋と土蔵を改装したもの。
土蔵宿泊棟の南側テラスからは、一面の葡萄畑のほか、南アルプスの山々と甲府盆地の眺望が楽しめるという。

客室のうちツインルームは、英国アンティーク家具と市松模様の床が特徴的な母屋客室、もしくは屋根裏部屋のような雰囲気の土蔵客室のいずれかの部屋となる。
一方トリプルルームは、19世紀に建築された古民家を改装した、8畳+8畳のトリプルベッドの客室。
和風建築の建物と西洋アンティーク家具の和洋折衷の内装となっており、客室専用の玄関から直接部屋に出入りすることができるという。
本館1階の薪ストーブを備えた食堂では朝食を提供する。
また館内には本館地下にワインセラーがあるほか、国内外の葡萄とワインにまつわるアンティークを展示したギャラリースペースがあり、宿泊客は見学可能。
ワイン民宿鈴木園の所在地は山梨県甲州市勝沼町勝沼3284、交通はJR中央線「勝沼ぶどう郷」駅より徒歩25分または車で5分。
宿泊予約は
ワイン民宿鈴木園