【ニュース】 JR九州、平成26年7月に取得した福岡市中央区「六本松地区」(九州大学キャンパス跡地)の開発概要を発表 福岡県福岡市

2015.03.25
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は3月23日、平成26年7月に取得した福岡市中央区「六本松地区」(九州大学キャンパス跡地)の開発概要を発表した。
同地区は、国道202号線に面する東街区と西街区からなり、東街区の南は検察庁等に隣接、西街区の南は六本松公園に隣接し、弁護士会館や裁判所にも近い立地。
開発コンセプトは「人と人がつながり響きあう『まち』」。
住む人・働く人・学ぶ人・訪れる人が、つながり・交流する「まち」をつくる。
分譲マンションや住宅型有料老人ホーム、商業施設のほか、教育施設も入居するという。
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同開発の特徴は、「学ぶ」「集う」「住む」の機能を融合させた点。
「学ぶ」では、福岡市の「(仮称)福岡市青少年科学館」や九州大学の「法科大学院」が入居予定としている。
「集う」では、「手の届く上質な日常」をテーマとした商業施設が入居し、日常生活に必要不可欠なもの、普段どおりの生活に「ちょっと上質」を感じる商品・空間を提供。
「住む」では、分譲マンション「MJR六本松」と、SJRブランドで展開する5施設目の住宅型有料老人ホームを配置する。
「MJR六本松」は、多彩な共用空間と緑豊かな植栽につつまれた、全351戸の分譲マンションで、さまざまなライフスタイルに応える住環境を提供。
住宅型有料老人ホームは、SJRブランドで展開する5施設目の有料老人ホームで、元気な人・介護が必要な人を対象とした居室(117室)に、充実した共用施設と介護事業所を完備するという。
東街区の所在地(地番)は福岡市中央区六本松四丁目300番15。
敷地面積は約9,950㎡、延床面積は約3万7,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・鉄筋コンクリート造、地下1階~地上13階。
用途は地上1階~地上2階が商業、地上3階が大学院、地上3階~地上6階が科学館、地上1階~地上13階が住宅型有料老人ホーム、地上2階~地上5階が駐車場。
平成27年秋に工事着手予定、平成29年秋に開業予定。
西街区の名称は「MJR六本松」、所在地(地番)は福岡市中央区六本松四丁目300番12。
敷地面積は約1万1,200㎡、延床面積は約4万3,590㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上14階。
用途は、地上2階~地上14階が分譲マンション、地上1階が商業。
総戸数は351戸。
間取りは2LDK~4LDK(68.67㎡~122.64㎡)。
販売価格は未定。
平成27年3月に工事着手予定、平成27年5月下旬に販売開始予定、平成29年3月下旬に引渡し予定。