【ニュース】 弘前市、「弘前さくらまつり」を4月23日~5月6日に開催、石垣修理工事に伴い「今年限り」の風景も 青森県弘前市

2015.03.18
弘前市は、「弘前さくらまつり」を4月23日~5月6日に開催する。
「弘前さくらまつり」は、毎年200万人以上の観光客で賑わう弘前最大のまつり。
園内では、ソメイヨシノをはじめ、約50種類・2,600本以上の桜が咲き誇る。
今年は、まつり終了後、弘前城本丸石垣修理工事で天守が曳屋されるため、天守と桜と下乗橋の風景は来年以降、しばらく見ることができなくなるという。
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弘前城は、石垣の修理工事に伴い、今夏には天守の曳屋が予定されているため、本丸の内濠が埋め立てられていることから、内濠の水面に映る天守と桜の風景を見ることができなくなっている。
そこで同市では、今回の「弘前さくらまつり」期間中に限り、埋め立てられた内濠を特別に開放。
通常は水が張られているため立ち入ることができず、今後は工事のため入ることができない内濠エリアを開放する。
埋め立てられた内濠から見る風景は、今年見逃すと、二度と見ることができないという。
また、満開を迎えたのち、桜が散り始めた濠では、昨年インターネット上で話題になった花筏(はないかだ、別名:桜のじゅうたん)が楽しめる。
西濠では、桜がトンネルのように頭上を覆い、水面に映った満開の桜がライトアップされ、どちらも幻想的な美しさで見る者を魅了するという。
その他、日本最古のソメイヨシノや日本一太いソメイヨシノ、平成23年に豪雪などで倒木し、平成26年に復活した園内最大のシダレザクラ「二の丸大枝垂れ」も見どころとしている。
弘前さくらまつりの開催期間は4月23日~5月6日。
開催場所は弘前公園(青森県弘前市大字下白銀町1)。
本丸・北の郭と植物園は有料(大人310円、小人100円)。
開放時間は本丸・北の郭が7時~21時(5月6日のみ9時~17時まで)、植物園が9時~18時(5月6日のみ17時まで)。
ライトアップは夕方から~22時まで。