【ニュース】 西日本鉄道、ソラリア街区の大規模改造を完了、3月21日に「西鉄天神高速バスターミナル」が、4月25日に「ソラリアプラザ」がグランドオープン 福岡県福岡市

2015.03.06
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、ソラリア街区(福岡市中央区)の大規模改造の節目として、「西鉄天神高速バスターミナル」を3月21日に、「ソラリアプラザ」を4月25日に、それぞれグランドオープンする。
天神のターミナル機能向上と回遊性向上、商業・文化機能といった都市機能の充実を目指した「天神ソラリア計画(福岡駅周辺再開発計画)」は、昭和61年1月に基本構想を発表後、昭和62年7月の第1期ソラリアプラザビル着工から工事を開始。
第2期ソラリアターミナルビル(平成4年7月着工)、第3期ソラリアステージビル(平成8年6月着工)と順次開発を推し進め、総投資額約1,200億円、約13年をかけ、平成11年4月にソラリア街区が完成している。


その後、ソラリア街区は、商業施設の新規開業や交通網の発達などにより、天神のまちは時代とともに急速に成長。
同社ではこのような環境の変化と利用客の多様化するニーズに応えるため、平成25年、ソラリア街区の大規模改造に着手した。
今回の「西鉄天神高速バスターミナル」と「ソラリアプラザ」のグランドオープンで、大規模改造が完了となる。
同社ではこれを「第二の創業」と位置付け、天神における快適で居心地の良い空間づくりを目指すとともに、天神の中心地という好立地を最大限に活かした、新たな都市生活の楽しみ方を提案していくとしている。
「西鉄天神高速バスターミナル」のグランドオープン日は3月21日。
投資額は約12億円。
室内型待合ブースの新設、乗車券販売カウンター・自動券売機のブース化、コンビニエンスストアの刷新などを実施したほか、インフォメーション窓口やバス発着情報案内表示機を新設、案内サインの増設・多国語対応とした。
「ソラリアプラザ」グランドオープン日は平成27年4月25日。
投資額は約60億円。
地下2階駐車場の店舗化(店舗面積1,635㎡、共用部含む)、西側(岩田屋側)エスカレーター棟の新設、中央エレベーターの改修を実施したほか、アメニティ機能の充実(休憩スペースの増設、トイレの増床・リフレッシュ)、南側(警固公園側)外壁ガラス化などを実施した。
来館者数(平成25年度平均)は1日約3万2,000人、売上高(平成25年度実績)は96億円。