【ニュース】 釜石市など3者、釜石市内で最大規模となる復興公営住宅「釜石市上中島町復興公営住宅第Ⅱ期」156戸を2月26日に竣工 岩手県釜石市

2015.02.09
釜石市(野田武則市長)・新日鐵住金株式会社(東京都千代田区、進藤孝生社長)・新日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、永井幹人社長)の3者は、2014年3月に着工した「釜石市上中島町復興公営住宅第Ⅱ期」156戸を2015年2月26日に竣工すると発表した。
3者は2012年9月27日、「上中島地区災害復興公営住宅整備推進に向けた覚書」を締結。
同事業は、覚書に基づき、新日鐵住金が所有する敷地で、新日鉄興和不動産が復興公営住宅(第Ⅰ期54戸、第Ⅱ期156戸)を整備したもの。
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今回の第Ⅱ期の建物竣工により、釜石市内で予定されている復興公営住宅整備事業の中で最大規模となる156戸が整備され、2013年3月に竣工した第Ⅰ期54戸と合わせ、計210戸の復興公営住宅の整備が、当初の整備スケジュール通り遅滞なく完了することとなる。
第Ⅱ期建物完成後は、土地・建物を釜石市が買い取るとしている。
なお竣工当日は竣工式・記者発表会・建物内覧会を開催、復興公営住宅の4つのタイプ(スチールハウス工法1LDK・2LDK、鉄骨造1LDK・2LDK)の住戸を実際に公開する予定だという。
「釜石市上中島町復興公営住宅第Ⅱ期」の所在地は岩手県釜石市上中島町2丁目20-6。
整備内容は復興公営住宅156戸、集会所施設、災害用備蓄倉庫、太陽熱温水設備。
敷地面積は8,209.03㎡。
構造規模は2号棟が鉄骨造8階建(79戸)、3号棟が鉄骨造5階建(38戸)、4号棟がスチールハウス工法(薄板軽量形鋼造)3階建(18戸)、5号棟がスチールハウス工法(薄板軽量形鋼造)3階建(21戸)。
間取りは1LDK(53㎡~56㎡):51戸、2LDK(62㎡~66㎡):105戸。
着工は2014年3月7日、竣工は2015年2月26日(予定)。
土地所有者は新日鐵住金株式会社、建築主は新日鉄興和不動産株式会社。