2015.02.09
佐賀城下ひなまつり実行委員会は、佐賀市歴史民俗館、徴古館などで、「夢」をテーマに「第15回佐賀城下ひなまつり」を2月21日～3月22日に開催する。
佐賀城下ひなまつりは、鍋島36万石の城下町佐賀に春の訪れを告げる恒例のイベント。
開催期間中は、侯爵鍋島家伝来の由緒あるお雛様をはじめ、鍋島小紋や伝統工芸手織り佐賀錦を纏った佐賀らしいお雛様、お菓子の雛人形、生花で作ったお雛様など、佐賀ならではの多種多様なお雛様が会場を彩るという。

15回目を迎える今回は、特別企画展として「色鍋島・今右衛門の世界」を開催。
人間国宝の十四代今泉今右衛門氏が同イベントのために制作した「殿皿・姫皿」をはじめ、様々な作品を観覧できるとしている。
また、徴古館では、今年も侯爵鍋島家の豪華な大雛壇飾りが佐賀の春を彩るほか、小城鍋島家伝来の絢爛な古今雛を初めて徴古館で公開、栄子夫人の髪飾りも特別陳列する。
さらに、佐賀城本丸歴史館「子どもびなの宴」では、佐賀市内の小中学生が制作したおひなさま約2,000体が、300畳の佐賀城本丸歴史館の大広間で、夢いっぱいに勢ぞろいするという（開催期間は2月21日～3月1日）。
入場券が必要な有料館は、徴古館、佐賀市歴史民俗館（旧古賀家、旧三省銀行、旧福田家）。
その他の館では入場券が無くても観覧可能。
「第15回佐賀城下ひなまつり」の開催期間は2月21日～3月22日（徴古館は3月31日まで）、開催時間は10時～17時。
会場は佐賀市歴史民俗館、徴古館など。
料金は前売り共通券が550円（2月20日まで販売）、共通券600円、徴古館券300円、佐賀市歴史民俗館券400円、小学生以下は入場無料。
問い合わせは佐賀城下ひなまつり実行委員会（佐賀市観光協会内）。