【ニュース】 西日本鉄道とJTB、訪日旅行者向け観光で連携を強化、共同企画第1弾では訪日旅行者向けに九州各地へのバスツアーを発売 福岡県福岡市

2015.02.02
西日本鉄道株式会社(福岡県福岡市、倉富純男社長)と株式会社ジェイティービー(東京都品川区、髙橋広行社長)は1月30日、訪日旅行者向けの観光コンテンツとサービス拡充を目的に、連携を強化すると発表した。
第1弾の共同企画では、訪日旅行者向け、福岡発九州各地へのバスツアーをはじめとした訪日旅行者向けの国内旅行商品(計11コース)を2月2日より発売する(出発は3月10日~9月30日)。
今後は、訪日旅行者の満足度を高める仕組みづくりやコンテンツ開発に着手するという。


第1弾となる国内旅行商品は、JTB グループで訪日外国人旅行を専門とする株式会社JTB グローバルマーケティング&トラベルが運営する訪日旅行オンライン予約サイト「JAPANiCAN.com(ジャパニカン)」を中心に販売を展開。
同サイトでは初となる九州特集ページを作成し、九州各地の魅力を発信しながら九州への旅行需要を喚起する。
また、JTBグループで印刷出版物の発行・販売事業を手掛ける株式会社JTBパブリッシングが発刊する「るるぶ情報版」でも、初の海外版として「るるぶ九州ベスト」をアジア各国で発行・販売。
同誌と連動した情報サービス(web・アプリ・フリーペーパー等)も展開していくとしている。
さらに両社では、訪日旅行者に向けた各種サービス(多言語案内、外貨両替、バゲッジサービス、ツアーデスク、飲食店などの予約代行サービス、土産物販売など)をワンストップで提供する集客交流施設などの開設・運営、福岡空港国際線と博多港国際ターミナルからの二次交通の充実による訪日旅行者の利便性向上など、訪日外国人旅行者の受入体制整備の実現に向け、検討を進めていくという。