【ニュース】 輪島市観光協会など、三組織共同で輪島崎町に伝わる漁師料理「漁師鍋(トコトコナベ)」を商品化 石川県輪島市

2015.01.06
輪島市観光協会(谷口和守会長)・輪島温泉観光旅館協同組合(大向洋紀理事長)・輪島市観光民宿組合(鳥本昭夫組合長)はこのほど、三組織共同で輪島市輪島崎町に伝わる漁師料理「漁師鍋(トコトコナベ)」を商品化した。
平成27年春の北陸新幹線金沢開業、平成27年度前期連続テレビ小説「まれ」の放送により、観光客が増加することを見込み、郷土料理での「おもてなし」を図るという。
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トコトコ鍋とは輪島崎町に古くから伝わる漁師鍋。
巻き網船団の漁師達が、船上で獲れ立てのサバをそぎ切りにして甘辛い醤油で煮て食べたのが事の始まり。
名前の由来は、「トコトコ」と煮て食べることからその名がついたと言われている。
また、漁師の各家庭でも食され、今日では様々に工夫を凝らしたトコトコ鍋が見受けられるほか、年間でサバの捕れない時期は、旬の魚をトコトコ鍋にするという。
なお、商品化した漁師鍋は、それぞれの旅館・ホテル・民宿がオリジナル色を出しながら提供するとしている。