【ニュース】 プリンスグランドリゾート箱根、ホテル大箱根で大規模改修を実施、3施設で名称を変更し相互連携を強化 神奈川県箱根町

2015.01.06
株式会社プリンスホテル(東京都豊島区、小林正則社長)は、2014年7月に大規模投資を行った「軽井沢」に続き、観光地「箱根」に多様な施設を保有する「プリンスグランドリゾート箱根」(神奈川県箱根町)で、施設のバリューアップを実施する。
「プリンスグランドリゾート箱根」のうち、仙石原の「ホテル大箱根」では、温泉露天風呂の新設や客室・レストランなどの大規模改装を実施。
さらに、「仙石原」「芦ノ湖(芦之湯)」に位置する3施設では、観光資源をホテル名に加え、「プリンスホテル」のブランド名を冠するなどの名称変更を実施することにより、「プリンスグランドリゾート箱根」の相互連携を強化し、箱根全体の魅力の向上を図っていくという。
20150106%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB.jpg


「箱根仙石原プリンスホテル」(現:ホテル大箱根)では、温泉地「箱根」の強みを最大限に活かすため、露天風呂を新設するほか、全客室(100室)、レストラン「グリル」の改装を実施。
改装により、訪日外国人旅行者や、周辺美術館や御殿場アウトレット施設を主目的とする女性層の取り込み強化を図るとともに、「大箱根カントリークラブ」利用の宿泊客獲得強化を行う。
なお、1月5日のチェックアウトより4月22日(予定)まではホテルをクローズし、改装工事を行うとしている。
プリンスグランドリゾート箱根のフラッグシップホテル「ザ・プリンス箱根」は、「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」に名称を変更する。
同施設は、芦ノ湖畔越しに雄大な富士山が望めるロケーションに位置し、海外でも「富士山を望む芦ノ湖」は箱根のシンボルとして知名度が高いことから、ホテル名に「芦ノ湖」を冠することで、インバウンドの獲得を目指す。
変更予定日は4月1日(予定)。
白濁硫黄泉の露天風呂を備えた「箱根湯の花温泉ホテル」は、「箱根湯の花プリンスホテル」に名称を変更する。
「箱根湯の花」という従来名称のイメージを残しつつ、「プリンスホテル」を冠した名称に変更することで、インバウンドやグループ顧客の取り込みなど、更なるグループシナジーの効果発現を図るという。
変更予定日は4月1日(予定)。