【ニュース】 西武プロパティーズ、グランドプリンスホテル赤坂跡地の開発計画のネーミングを「東京ガーデンテラス」に決定 東京都港区

2014.12.12
株式会社西武プロパティーズ(埼玉県所沢市、安藤博雄社長)は12月11日、グランドプリンスホテル赤坂跡地の開発計画「紀尾井町プロジェクト」のタウンネーミングを、「東京ガーデンテラス」に決定したと発表した。
同事業地を含む周辺は、弁慶濠や清水谷公園などの緑が数多く残り、江戸時代以降の歴史性を有する一方で、「永田町」駅や「赤坂見附」駅に近接し、地下鉄5路線が利用可能な利便性の高い希少な地域。
同事業では、その利便性をさらに高め、当該地域の活性化に貢献するため、「みどりと歴史に抱かれた国際色豊かな複合市街地」を目指す。
20141212%E8%A5%BF%E6%AD%A6%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%83%86%E3%82%A3.jpg


今回決定したタウンネーミング「東京ガーデンテラス」は、東京・紀尾井町の歴史をダイレクトに表現する「東京」に、周辺の木々や彩りに溢れた計画地域を示す「ガーデン」と、弁慶濠沿いに配置するステップ状の商業ゾーンをイメージした「テラス」を組み合わせたもの。
ホテルの名称については決定次第あらためて発表するという。
なお同事業では、西武グループアセット戦略に基づき、事業ポートフォリオの組み換えにより、オフィス・ホテル・住宅・商業施設からなる複合開発を推進。
特に「環境」「防災」「設備スペック」の充実をはかり、機能性と独自性のある複合施設を計画している。
東京都の指定有形文化財「旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)」を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と、賃貸住宅の「住宅棟」の2棟を建設するという。
「東京ガーデンテラス」の所在地は東京都千代田区紀尾井町1-2。
敷地面積は約3万400㎡、延床面積は約22万7,200㎡。
総事業費は約980億円。
開業は2016年夏頃の予定。