【ニュース】 近畿大学足立辰雄教授ゼミ、串間市でフィールドワークを実施、学生の視点で「エコツアー商品」を開発 宮崎県串間市

2014.11.18
近畿大学(大阪府東大阪市)経営学部・足立辰雄教授ゼミ(環境経営論)所属の3年生13人(予定)は、11月19日から4日間、宮崎県串間市を訪れ、フィールドワークを実施する。
今回のフィールドワークは、8月6日と10月2日に告知したツアーが台風のため中止となったことから、再々度計画したもの。
現地では、市内の幸島(こうじま)に生息する野生の猿と、都井(とい)岬で暮らす野生馬や珊瑚礁、串間市の史跡を活用する「エコツアー商品」を開発する。


同ゼミでは、2011年に串間市観光協会と協定を締結。
委託事業として、大阪の大学生の視点から、自然の醍醐味を生かし、環境保護にもつながる魅力的な商品開発を目指し、エコツアー商品を開発してきた。
受け入れ側の串間市も、「エコツーリズム推進協議会」を立ち上げ、地域資源を生かした感動体験メニューを実施、地域も利用者も自然に幸せを感じる「感幸(観光)地域づくり」を目指している。
今年で3回目となるモニターツアーでは、関西でも有名な幸島(こうじま)に生息する野生の猿や、都井(とい)岬で暮らす野生馬だけでなく、串間市の歴史や自然に触れあうプログラムを取り入れたエコツアーとして最終提案するという。
今後は、「串間エコツアー」の統一ブランドとして、市場化に向けた販売促進PRにも力を入れ、学生の視点から、現在の受け入れ態勢や販売方法の検討、パンフレットの作成、外国語ホームページの制作・運営にも協働していくとしている。