【ニュース】 藤田観光、箱根小涌園の再開発に着手、全室露天風呂付の宿泊施設を2017年春開業予定 神奈川県箱根町

2014.11.10
藤田観光株式会社(東京都文京区、瀬川章社長)は、箱根小涌園(神奈川県箱根町)再開発の先駆けとして、2017年春に宿泊施設を開業する。
同社は箱根町で1948年にリゾート事業を開始、その後「箱根ホテル小涌園」、「箱根小涌園ユネッサン」を軸に、60年以上にわたり同エリア一帯で事業を行ってきた。
こうした中、近年は旅行やレジャーのトレンドが変化、また訪日外国人数の増加等により、国内外の利用客のニーズが多様化し、一人ひとりに合わせたサービスへの需要も増大。
こうした環境の変化を踏まえ、同社では1963年の開業以来営業を行ってきた「箱根小涌園ユネッサンイン(宿泊施設)」および隣接する「渓谷エリア(湯~とぴあ)」の営業を終了、その跡地に新たに宿泊施設を建設する。
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新たな宿泊施設では、和洋室全150室の各部屋に露天風呂を備え、「和」のおもてなしと食事が堪能できる、同エリアの新たな基幹施設を目指す。
また、渓谷に面して滝を見上げながら四季を感じる露天風呂付きの大浴場と、外輪山を望み棚湯形式で眺望を楽しむ露天風呂付きの大浴場を設置。
渓谷庭園の所々に足湯や抹茶サービスコーナー等も配置し、ゆったりとくつろげる空間を提供するとしている。
なお、「箱根ホテル小涌園」「箱根小涌園ユネッサン」「箱根小涌園森の湯」「箱根茶寮椿山荘」「B&Bパンシオン箱根」は従来どおり営業する。
同社ではさらに、同エリアの恵まれた自然を最大限に生かした事業展開を目指し、今後も同エリアの再開発を検討するとしている。
新施設の所在地は神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297。
部屋数は150室(予定、全客室露天風呂付)。
付帯施設は、眺望の異なる2箇所の大浴場、回遊式渓谷庭園、レストラン、売店など。
開業予定は2017年春。