【ニュース】 神奈川県住宅供給公社、同公社初となる市場公募債を12月に発行、予定額は55億円 神奈川県横浜市

2014.11.06
神奈川県住宅供給公社(神奈川県横浜市、猪股篤雄理事長)はこのほど、同公社初となる市場公募債(損失補償なし)を12月に発行すると発表した。
市場公募債とは、資金を調達したい企業・自治体等が、不特定多数の投資家を対象に発行する債券。
今回の同公社による市場公募債の発行は、同公社の経営計画(平成25~34年度)の達成に向け、新たな資金調達の取組みとして実施するもの。
発行予定額は55億円、償還年限は5年の予定。


同公社では今年3月17日、JCR(日本格付研究所)により、AAの発行体格付を取得。
この「格付」とは、専門的な格付け機関(JCR)が評価し、その度合いを簡単な符号で表したもの。
格付けが高いほど信用度が高く、低いほど信用度が低くなる。
同公社は、高い信用性と県の住宅政策における役割、また全国の中でも上位の事業規模と収益力を有するという点から、今回の格付を取得したという。
なお同公社では、市場公募債の発行にあたり、主幹事としてみずほ証券(事務)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を指定済みとしている。