【ニュース】 京王重機整備、開発中の「旧京王重機ビル」を「メルクマール京王笹塚」として来春に開業、11月より賃貸住宅で募集を開始 東京都渋谷区

2014.10.29
京王グループの京王重機整備株式会社(東京都渋谷区、五味保雄社長)は、京王線「笹塚」駅南口隣接地(東京都渋谷区)で開発中の「旧京王重機ビル」を、「メルクマール京王笹塚」として来春に開業する。
同施設は、商業施設やオフィス、住居などを備えた地上21階地下2階の複合ビル。
敷地内には地域交流の場として活用できる広場を設けるとともに、施設の内外に歩行者ネットワークを整備し、まちと駅を結ぶ。
また、屋上・テラスの緑化などにより、笹塚のシンボルである玉川上水から敷地内へと続く「緑のネットワーク」を形成するという。


同ビルは、渋谷区が都市計画決定した「笹塚駅南口地区地区計画」等に基づく再開発事業。
約3.0haの地区計画区域内でのまちづくりの出発点として、防災性の向上や地域の活性化等に寄与するとしている。
同ビルの1~3階部分は、商業施設「フレンテ笹塚」として来春オープンする予定。
4階には地域貢献施設として渋谷区の施設を設け、地域の利便性向上を図る。
5〜8階のオフィスフロアは、優れたBCP機能と制震性能を兼ね備え、企業の本社機能を中心に誘致していく。
10~21階は全236戸の賃貸住宅で、11月1日より入居者の募集を開始する。
「メルクマール京王笹塚」の所在地は東京都渋谷区笹塚1丁目47-1。
延床面積は約3万8,400㎡、建物規模は地下2階~21階塔屋1階。
用途構成は住居(10~21階、約1万4,100㎡、全賃貸、236戸、1K~3LDK)、業務(4~8階、約9,200㎡)、商業(1~3階、約7,400㎡、「フレンテ笹塚」)。