【ニュース】 森トラスト、1万㎡超の敷地と希少な自家源泉井戸を抱える温泉旅館「箱根強羅温泉 静峰閣 照本」の土地・建物を取得 神奈川県箱根町

2014.10.27
森トラスト株式会社(東京都港区、森章社長)は10月24日、温泉旅館「箱根強羅温泉 静峰閣 照本(せいほうかく てるもと)」(神奈川県箱根町)の土地・建物を取得したと発表した。
10月24日に所有権を移転、11月24日までは売主が営業を継続する。
今後は、建替えにより各部屋露天風呂付きの高級宿泊施設の建設を予定、インターナショナルブランドの誘致も視野に入れ、2017~2018年頃の開業を目指す。


同物件が所在する箱根強羅地区は、東京近郊で富士山を望めるリゾートとして、明治時代より別荘地・湯治場として栄えてきた格式高いエリア。
同物件は、2014年にリニューアルを実施した同社グループ運営の「ラフォーレ倶楽部 箱根強羅 湯の棲(すみか)」(1984年開業)に近接した温泉旅館。
箱根登山ケーブルカー「中強羅」駅より徒歩3分の立地で、エリア有数の1万㎡超の敷地を有する。
同地区内では希少な自家源泉井戸等を備え、2種の泉質の温泉が楽しめるという。
なお、森トラストグループは近年、ホテル事業で「東京マリオットホテル」(2013年12月)、「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」(2014年4月)を開業。
2015年春には京都・嵐山地区の高級宿泊施設開業を予定しており、今後とも日本の観光立国実現に向け、インバウンドの増加に資するホテル事業を積極的に展開するとしている。
「箱根強羅温泉 静峰閣 照本」の所在地は神奈川県足柄下郡箱根町強羅字向山1320番61 ほか(地番)。
土地面積は1万324.28㎡。